潜水医学を専門とされ、これまで数多くの減圧症治療をしてこられた山見信夫先生による潜水医学セミナー

第2回館山セミナー 講演内容詳細


第2回潜水医学講座 館山セミナー
「ダイビングにおける耳のトラブル対策」
~ ほんとうに正しい耳抜きしてますか? ~

終了いたしました!

ご来場頂きました皆様ありがとうございました。
セミナーの報告はこちらです。
http://tateyama-seminar.com/report/110702.html

新企画:耳抜き検査
・セミナー聴講者の耳の抜けやすさを調べます。
・自分の耳の抜けやすさ(鼻にどのくらい圧力をかけると耳が抜けるか)を数値と波形で知ることができます。
・標準が300〜400デカパスカル、抜けにくい人だとその倍の800デカパスカルかけないと抜けない人もいます。通常、年齢とダイビング経験によって数値が上がります。(100デカパスカル=約10cm圧)
・1時間に約15名程度の検査が可能です。
・検査機器を2台用意して、3時間(講演前の13:00〜16:00)で約90名(両耳)の検査をします。
・近日、ホームページにて検査希望者の予約受付を開始する予定です。
・セミナー聴講者全員を検査してあげたいという先生の意向がありますので、器材レンタルの追加も検討しています。

講演内容:
・そもそも耳抜が抜けるってどういうこと?
・そもそも正しい耳抜きってどんな耳抜き?
・耳抜きの方法:バルサルバ法、トインビー法など
・耳抜きのトラブル:スクイズ、リバースブロック、鼓膜破損、外リンパろうなど
・鼓膜が破けるとき、耳にはどのくらいの圧力がかかっているの?

★耳抜き検査の集計結果発表:今回の検査したみなさんの平均値、一番抜けやすかった数値、一番抜けにくかった数値、ダイビング経験本数・経験年数と耳抜きとの関係など

・耳を抜けやすくする方法ってあるの?
・陸上で耳抜きしても大丈夫なの?
・間違った耳抜きは減圧障害の原因になる
・間違った耳抜きをすると肺から出血することも
・正しい耳抜きをしているか、ダイバー自身がチェックする方法教えます(←インストラクター必見です!)
・浮上中にリバースブロックがよくならないとき、最終的にはどうなってしまうの?
・山見流リバースブロック解消の必殺技とは?
・心因性耳抜き不良症候群って何? 
・外リンパろうと減圧症の関係